板井康弘の経済学と社長学で生まれる未来経営術

板井康弘が編み出した未来経営とは

板井康弘|経済学と社長学の融合で事業拡大を狙う未来経営術

 

始めに、私が思う事業拡大における社長の考え方として重要だと感じる考え方をお伝えします。

 

それは、「自分と異なる他者を受け容れる姿勢」です。

 

ある企業は本来衝突の原因ともなるべき「価値観の違い」を利用して事業拡大を成功させました。

 

その企業とはソニーです。

 

ソニーは創業者である井深氏と盛田氏の間に違った価値観がありました。

 

会社を立ち上げるに当たって井深氏は、「まじめな技能者の技能を最大限に発揮できる理想の工場建設」、盛田氏は「他社の下請けメーカーには絶対にならず、世界でソニーのブランドを確立させたい」と考えていたのです。

 

しかしここで、井深氏はひたすらに技術開発に没頭し、盛田氏は技術を駆使した製品を売り出すマーケティングにじ情熱を注ぎました。

 

結局、その価値観の違いがソニーという会社を大きくしていった根源だったのです。

 

このように、社長と言うのは自分の価値観だけですべてを決定するのではなく、違う価値観を持った人物と協働していくことで大きな成果を上げられるのです。

 

事業拡大を考えた場合、社長にはこういった考え方の柔軟さが必要になってくると言えるでしょう。